ダブルワークで本気営業方法17選

ダブルワークで本気営業方法17選
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更新日時

ダブルワークを本気でやる上で大事なこと

ダブルワークを本気でやる上で大切なことは様々あると思いますが『長く続けること』『無理なく続けること』『収入を得ること』の3つが特に大切ではないしょうか?
まずは営業に入る前段階で大切なことを紹介いたします。

筆者がクリエイターとしてダブルワークをしておりますので、
クリエイター色の強い記事となっておりますが応用が聞くように心がけて記事を書いております。

計画をを立てる

いつまでにどうなっておきたいかを明確な計画を立てておきましょう。
『長期目標』『中期目標』『短期目標』を設定してそれぞれのゴールと課題を設定するといいと思います。

例えば、ざっくりとひだちデザインの目標の一例を見てみましょう・・・

『長期目標』
■ ゴール
5年後にひだちデザインをデザイン業の会社として起業する。
売上は○○○○万円。
従業員は極力雇わずにフリーランスで知り合った信頼できる仲間と会社を運営する。
仲間候補は○○さん、○○さん、
強みは、ブランディング戦略とデザインのクオリティー。
・・・など

■ 課題
資金面が○○万円は最低必要クリアーになってない。
仲間候補に了承頂くメリットが薄い。もっとメリット会社に一緒にやるメリットをつくる。例えば・・・
ブランディング戦略をもっと強化する必要がある。最低でも5年後までに○○案件は個人での実績をつくる。
・・・など

『中期目標』
■ ゴール
4年目には年間利益を○○○○万円にする。
3年目には和風デザインデザイナーとしてとしてブランディングを確立。
・・・など

■ 課題
年間利益を○○○○万円には、制作だけでは○○案件以上こなさなければならず時間的に難しい。新たな仕組みを考えないといけない。
・価格を少し上げる
・制作戦略を考える。例えば、制作の質を上げていく、効率を上げるために○○をしていく、
・マーケティングに強くなっていく

和風デザインデザイナーとして広く知ってもらう必要がある。
・和風なサイトを作ってSEO対策をかける
・和風デザインについての情報発信をする
・和風デザイン案件の実績を増やす

・・・など

『短期目標』
■ ゴール
お客さんを○○人つける。
和風デザイナーとして知ってもらう。
独立する
・・・など

■ 課題
1年間でお客さんになってもらえる方と○月に○人お会いしなければならない。
1年後には、和風デザイナーとしてのブランド戦略を考える必要がある。
1年後、独立して○○万円最低稼がないと生活できないので最低限独立までに○○万円稼げるようにならないといけない。
・・・など

こんな感じの事をいっぱい書いていきます。
この時、定期的に目標の振り返りをして計画を見直していきましょう。

ダブルワークは本業に支障をきたしたりするので無理は禁物です。

戦略を立てる

目標を立てたら実際に目標を達成せるための戦略を考えましょう。
例えば、『和風デザイナーとしてブランド確立する』で戦略をたてるたひだちデザインの例を見ていきます。

『和風デザイナーとしてブランド確立する』
■ 1年目
「SNSで広く知ってもらうためにTwitterを始める。プロフィールなども和風デザイナーとわかるものにしていく」
「和風の名刺を作って配る肩書を和風デザイナーとする」
「説得力をまさせるために和風の実績を取るために営業をかける。」
「和風の実績を取るため、和風デザイナーのイメージを持ってもらうためにサイトを和風にする」
「実績をつくるために○○業、○○業に営業をかけたりコネをつくる」
・・・など

■ 2年目
・・・・

■ 3年目
・・・・

こんな感じにどうやって目標に近づいていくかを書いていきます。
戦略も目標と同様、定期的に見直しが必要です。

ブランディングを意識する

『コンセプト』『ターゲット』『強み』『訴求方法』などを明確にしていきます。

特に自分の強みやキャラクターを明確にしてブランディングしていきます。
そのことで強みを活かしたお仕事が来ることが多いです。

ブランディングの方法に関しては和風デザインで独立までもっていった話で詳しく書いてますのでよろしければ御覧ください。

和風デザインで独立までもっていった話

営業方法うまく行ったこと

営業方法でうまくいくコツは人の真似とブレない事です。
人のやり方を真似しつつ自分のやる方に落としていくとブレずに長続きする営業法になっていきます。

営業ツールを持つ

サイトや名刺など営業ツールは必須です。
名刺をもっていないと恥をかくこともあります。

サイトに関しては作品だけを載せるサイトではなく、
自分の強みのわかるサイトにしましょう。

自分の強いデザイン、コーディング、プログラムを反映したサイトを作る。
専門知識がない方なら文章をこだわるだけでも全然違います。

行事ごとにご挨拶をする

『開業のお知らせ』『年末・年始や暑中お見ないなど季節のあいさつ』などのイベント毎にご挨拶の連絡をしましょう。
その時にお仕事を頂ける可能性があります

メルアポ営業

ターゲット、お客さんの必要なタイミング、検討して頂けるタイミングなどを計算してメールアポイントしていました。
メール返信率は高いですが、実際に案件受注率は返信率よりもかなり落ちてしまいます。

ですが、確実に案件が取れてました。
気をつける事として、土・日・祝日など自分が連絡や営業に行けるタイミングで会ってくれる方に営業をかけましょう。

これはひだちデザインの独自の方法らしく、
他のフリーランスの方はあまりやっていないみたいです。

友人からの紹介

友達からの紹介でお仕事をもらうこともありました。
なので、友人にも名刺を渡したり開業したことなどをお知らせしましょう。

人脈を広げる

勉強会、交流会などで人脈を広げましょう。
この時に自分や業務をブランディングしていると相手に自分が何をしているか伝えやすいです。

営業方法うまく行かなかったこと

うまく行かなかった営業方法は基本的に戦略と違う事を考えずにやってしまったことがほとんどです。
その例を3つ上げていきます。

闇雲な営業

ターゲット、お客さんの必要なタイミング、検討して頂けるタイミングなどを考慮せずに営業をしていても時間のムダに成ることが多いです。
自分の強みにあった業種をターゲットにする必要がありますし、必要な時にいらない営業は無視されますし、検討されるタイミングで営業をかけないと受注に至りません。

友人からの紹介

友達からは仕事がくるもののなぁなぁになってしまう事がありますので気をつけましょう。
そこは仕事と割り切って友人価格などにしない事が重要です。

それで友人関係にヒビが入るのでしたら友人からの依頼は受けないほうがいいかもしれません。

ただ待つだけ

仕事が無いけどとりあえず勉強して待つ。
勉強することは大切ですが次に繋がるように手をうつことが大事です。

積極的に交流会などに参加して人脈を広げるのもいいことです。

早くやっとけばよかったこと

ブログなどのメディアの有効活用

これは戦略の一環ですがブログなどで情報を発信する事はとても重要です。
フリーランスの方にお話を聞くとやってない方も結構多いです。

ターゲットに有益な情報やブランディングするための記事を書き発信すことで受注のきっかけになります。

また、セミナーや講演などの講師を引き受ける機会があれば積極的に引き受けるべきです。
セミナーや講演などはブログなどのメディアよりも強い情報発信になりえます。

ダブルワークを長続きさせる秘訣

ダブルワークを本気でやるということはかなり大変です。
私も会社を終わって平日6~8時間+休日を使ってダブルワークをこなしていました。

休む時間はほぼなかったです。
そんな中長続きさせる秘訣はモチベーションと無理をしないことです。

モチベーションは私の場合、好きなことを強みにすることでモチベーションにつなげました。
このようにモチベーションを保つ事が重要です。

また、無理をしないというのも大事です。
計画以上のお仕事はダブルワークのうちは取らないほうが絶対いいいです。

独立を目指すには

独立を目指すには、まずしっかりとした計画、戦略を持つこととそれらをしっかりと見直してPDCAサイクルを回すことです。
その中でも営業方法はとても大事になってきます。

ここで紹介した他にもクラウドソーシングサービスを使うなど他の方法もあります。
紹介できなかった理由としてはひだちデザインでは戦略上クラウドソーシングサービスは使っていないからです。

このように自分の戦略を見つけて独立時期を設定すれば自ずと独立に近づいて行きます。

和風デザイナー

和風デザイナーシミズ ヒロカズ

1987年京都府生まれ。奈良県の大学にて奈良文化、デザイン、アニメーションを学ぶ。

印刷物の編集プロダクションで編集とライターを経験した後、オンラインショップのマーケティングを担当、Web制作会社を経て独立。

日本の歴史・文化・伝統を取り入れたデザインを得意とする和風デザイン専門店ひだちデザインを開業。

デザイン・メディア・イベントを通して多くの方に日本文化を生活や事業に活かして頂くべく事業展開。