十日戎の雑学

十日戎の雑学
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十日戎に行ってきました

十日戎といえば今宮戎神社が有名です。
大阪府枚方市住まいの私は毎年、片埜神社の枚方えびす祭にお参りさせて頂いています。

えびすさまとは?

商売繁盛で笹もってこい!笹もってこい!!
有名な歌ですね。

えびすさまとはどんな神様なのでしょうか?
なぜ、商売繁盛の神様になったのでしょうか?

諸説ありますがこの記事ではヒルコという神様にスポットを当てて見ていきたいと思います。

未熟児 蛭子(ヒルコ)命

古事記によるとヒルコは初めて男女の交わりで産まれた神様です。
しかしながら、営みが悪く未熟児として産まれてきました。

親神はヒルコを不吉とみなして葦で作った船に蛭子を寝かせ海に流してしまいました。
ここまでが古事記で描かれるヒルコです。

なぜ、ヒルコはなぜ七福神になるのでしょうか?
それは今の兵庫県西宮市の伝承に残っています。

蛭子(ヒルコ)命とエビス信仰

西宮市の伝承では摂津国西の浦という所に流れ着いたヒルコは地元の人々に拾われて育てられました。
古来より海の向こうからやってくる神様は常世の国からやってきたとされて縁起が良いとされたのです。

常世の国からやってくる神様は富や幸をもらたす神様として大切にされ、エビス様と人々から呼ばれていました
これが商売繁盛の神様、エビス信仰の始まりとされています。

十日戎

十日戎とは1月9日~11日に行われる戎社の祭礼です。
特に中日の10日は十日戎といわれて賑わいます。

安土桃山時代には庶民にまでえびす信仰が広がりました。

十日戎の笹

十日戎の笹は福笹と呼ばれていて縁起物とされています。
笹は常緑で生命力に満ち溢れ、殺菌や薬用の効果があることから、古来より、神社ではお清めなど様々なことに用いられてきました。

特に竹は生命の無限性、旺盛な繁殖力など、そこに強い生命力と神秘性を人々は感じ縁起物となったという説があります。

他にも色々な説があります

この他にも様々な説があるえびす信仰。
例えば、今回はヒルコがエビス様になったという説を紹介しましたが、大国主命という出雲大社に祀られている神様の息子『事代主命』がエビス様という説があります。

なので、えびす祭などでは父の大国主命の別の姿である大黒天とエビス様が一緒にいらっしゃったりします。

非常に興味深いですね。
その他にも様々な信仰があります。

そのことに関してはまた来年かけたらいいかなっと思います。

和風デザイナー

和風デザイナー清水 宏積

1987年京都府生まれ。奈良県の大学にて奈良文化、デザイン、アニメーションを学ぶ。

印刷物の編集プロダクションで編集とライターを経験した後、オンラインショップのマーケティングを担当、Web制作会社を経て独立。

日本の歴史・文化・伝統を取り入れたデザインを得意とする和風デザイン専門店ひだちデザインを開業。

デザイン・メディア・イベントを通して多くの方に日本文化を生活や事業に活かして頂くべく事業展開。